最近わたしが密かにはまっているテレビ番組が、NHK総合の「ブラタモリ」です。あの、笑っていいともの司会者タモリが東京都心を歴史探訪します。タモリは知る人ぞ知る地図オタクで、地図の等高線を見てるだけでその辺りの風景が目に見えてくるという人です。そのタモリが東京都心に今も残された昔の人々の生きた痕跡を探して歩きます。ひとつたとえるなら昔は運輸の第一の手段が船だったので、江戸のいたるところに水路がめぐらされていました。その水路が埋められた後、埋められずに残った石垣の跡を探して歩いて、近くのオタクやお店に話を伺いに入ったりするのです。探すといっても道々でタモリが気になった、面白い風景を眺めながらぶらぶらと歩いて回るので、実にのんびりした時間や空気を楽しめる番組です。数百年前の人が触ったであろう石垣に触ってみたり、昔の将軍様が立ったであろう場所で風景を楽しんだりと今までにない東京が見えてきます。こんなに東京が面白い街だとは知りませんでした。